魚捕り 2021.11.01

【釣り餌はコンビニのアレで!?】虫のいらないワカサギ釣り

だれでもかんたんに楽しめるワカサギ釣り。でも、赤虫やサシといった虫の餌はムリという方も多いと思います。そこで、今回は、虫を使わないワカサギ釣りに、水産庁釣りガールの豊嶋さんと挑戦してきました。

今回の釣り場は、群馬県の梅田湖。まずは、両毛漁業協同組合で遊漁券(1,500円)を購入します(梅田湖でも購入可能です)。中島組合長ご夫妻から、アドバイスを受けます。そして、豊嶋さんが虫エサ苦手、とのことで、虫を使わないワカサギ釣りをしてみよう、ということに。

群馬県の梅田湖

現地に到着し、手こぎボートをレンタルします(1日2,500円、12時から1,500円)。今回は、気軽さを追求するため、午後から出船です。まずは、電動リールに竿を取り付け、仕掛けをセットします。1本目の仕掛けは、なんと餌が何もいらないサビキ釣りの仕掛け(ハイパーパニック)でやってみます。

サビキ釣りの仕掛け ハイパーパニック

いよいよ釣りスタート。着底後、竿を揺らして、仕掛けをおどらせ、ワカサギにアピールします。その後、ピタっと止めて、アタリを待ちます。これを繰り返している、竿に反応が。豊嶋さん、早速1匹目をゲット。

水産庁釣りガール

2本目の仕掛けは、ごくふつうのワカサギ釣り仕掛け。7本針に付ける餌は、まさかのカニカマ。それに、ホタテの貝柱です。開封すると、湖に磯の香りが漂います。カニカマとホタテをワカサギの一口サイズにカット。小さな針に刺していきます

釣り餌 カニカマ ホタテの貝柱

この段階では、2人とも「ほんとに釣れるの?」と半信半疑です。そして、いよいよ投入。しかし、誘っても、止めて待ってみても、反応はありません。ハイパーパニックでもアタリが止まってしまったので、場所を移動します。そして、移動直後、待望のアタリ!!ついに、虫じゃないエサで、ワカサギを釣ることができました。

ワカサギ

今回は、お手軽フィッシングなので、魚を触らなくても針が外せる秘密兵器も導入。「ワカサギはずし」と呼ばれる道具をバケツの縁にセット。銀色の棒の間にワカサギを通すと、簡単に外すことができます。口が弱いワカサギの特徴をうまく利用したアイデア商品です。

ワカサギはずし

雨も強くなってきてしまい、3時30分で釣りを終了しました。結果は、ハイパーパニックで3匹、カニカマで1匹、ホタテで2匹を釣ることができました。朝はよく釣れたようで、常連さんからたくさんのお土産をいただいてしまいました。から揚げがテッパンのワカサギですが、今回はちょっとオシャレに、揚げたワカサギをアヒージョにして、美味しくいただきました。

ワカサギのアヒージョ

秋から冬にかけて、ワカサギ釣り本番です。年内であれば、それほど寒くなく、快適にワカサギ釣りを楽しむことができます。だれにでも釣れて、食べても美味しいワカサギ。みなさんも、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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