【釣ったワカサギがお土産として販売される!?】冬の松原湖でワカサギ買い取り調査(2022/1/15, 16)
長野県東部、小海町にある松原湖。
ここでは1月上旬~3月上旬までの間、ワカサギの穴釣りが楽しめます。そして、湖畔には釣り人からワカサギを買い取る旅館「リゾートイン立花屋」があります。
今回は立花屋の鷹野圭太さんに全面協力いただき、ワカサギの買い取りの流れを調査しました。
※今回は模擬的に買い取りをしていただいたため、撮影後、返金しました。
まずは買い取っていただくワカサギの調達です。松原湖漁業協同組合の日釣り券(500円)を立花屋で購入します。そして、すでに多くの釣り人が集まっていた地点まで移動し、魚群探知機でワカサギの群れを確認し、テントや釣り道具を広げて、
いざ実釣!
しかし、初日は職員2名が6時間ほど釣りをし、たったの12尾でした(苦笑)。
2日目は朝から絶好のワカサギ釣り日和となりました。
まったくアタリの来ない時間帯もありましたが、なんとか粘り強く釣り上げていき、この日は82尾釣ることができました。
このワカサギを買い取っていただくため、立花屋へ。
買い取りの手順は大まかに、
1.氷の溶解
2.計量・買い取り金の支払い
3.検針
となります。
【1.氷の溶解】
冬の松原湖は極寒ですので、ワカサギを釣り上げてジップロックなどに入れておくと、凍り付いてしまう場合があります。この行程は買い取るワカサギに付着した氷を溶かすものです。
水でゆすぐように溶かしていきます。
【2.計量・買い取り金の支払い】
続いて重さを計ります。私たちの釣果は約200gでした。
この日は100gあたり200円で買い取っていたので、買い取り金額は400円でした。
私たちが調査を行った1月中旬は穴釣り解禁直後だったので、比較的釣れる時期に当たります。釣果が渋くなる穴釣り終盤には100gあたり1,500円で買い取ることもあるということです。
【3.検針】
釣ったワカサギには本当にごく稀にですが釣り針が混入していることがあります。立花屋では買い取ったワカサギを宿泊客に調理して提供するため、買い取る際には釣り針の有無を確認することが必要です。市販されている検針器で入念にチェックします。
買い取りの流れについては以上になります。
買い取ったワカサギについては、宿泊客へ提供するほか、水と一緒に冷凍されたものがお土産として100g1,000円で販売されています。
今回は立花屋のワカサギ買い取りについてご紹介しましたが、その他の買い取り事例についても、調査できましたらご紹介させていただきます。