魚捕り 2021.06.15

【だれでもできる雑魚釣り】那珂川支流

水辺で何をして遊びたいですか?と子どもたちに聞くと、石を投げて遊びたいとか、泳いでみたいなどなど、いろんな声があがりますが、必ず、魚釣りをしてみたい、という子がいます。自分で魚を獲ってみたい、釣ってみたい、そして、食べてみたい。人間だれしも持っている本能なのかもしれません。でも、魚釣りというと、道具の準備や、どこに行ったらいいか、溺れたらどうしよう、釣れなかったらいやだな、などなど不安がいろいろわいてきます。そんなときの強い味方が「雑魚(ざこ)釣り」です。川でも海でも、身近な水辺に行ってみましょう。きっと、小さな魚たちがいっぱい泳いでいるはずです。雑魚釣りは、その小さな魚たちが全部ターゲットです。

というわけで、近所の小さな川に行って、魚を釣って食べてみました。見た目はぜんぜんキレイじゃない川ですが、魚がたまにはねる姿が見えます。釣り竿は、なんでもいいです。リールがあってもなくてもOK。釣り糸もなんでもいいです。釣り針は魚の口の大きさに合わせて小さ目をチョイスしましょう。餌はこのときはミミズを使いました。やっぱり、釣り餌といったらミミズです。あとは、魚が食いついたときのアタリを見やすいようにウキがあるといいですね。底に引っかかるトラブルも避けられます。

全員がウキに集中します。ぴくぴくと動くと竿をたてて、魚を引き寄せてきます。この日は、カワムツやウグイといったコイ科の魚たちが10匹ほど釣れました。これを家に持ち帰って、頭と内臓をとりだして、揚げます。やっぱり自分の釣った獲物だからか、こどもたちも平気な顔をして、素手でさばいていきます。片栗粉とコイ科特有のにおいを消すために、カレーパウダーをまぶします。これで、どんな魚も、かんたんに美味しく食べられます。釣った魚を食べてみる。みなさんも、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

那珂川支流 カワムツ釣り カワムツ釣り 釣った魚を調理 釣った魚の揚げ物
  • line