魚捕り 2021.07.17

いよいよ梅雨明け 鮎レディ!?

数年ぶりの(?)の梅雨らしい梅雨が明け、連日、猛暑が続いています。
こんなときこそ、清流で涼みながら、アユの友釣りです。

今日は、水産庁の内水面担当、豊嶋さんが友釣り初挑戦。鮎レディになるまでをリポートします。

サポートするのは、アユ釣りの全国大会でも名をはせている名人、岡崎孝さん(左)と高木優也さん(中央)です。

大芦川 岡崎孝さん(左)と高木優也さん(中央)

水がきれいで、涼しくて、東京からも近く、アユの釣れる川・・・といえば、栃木県南西部を流れる大芦川。水遊びの聖地でもあり、海外のお客さんも多く訪れる国際的な清流です。

大芦川のアユは美味しいことでも有名。高知県で毎年開催される美味しいアユの全国大会「利き鮎会」で、準グランプリを3度も受賞しています。

西大芦地区はとてもコンパクトな街。朝イチ、まずは、ガソリンスタンド兼オトリ屋さん(上沢油店)で、釣りをするための遊漁券と、友釣りに使うオトリを購入します。漁協の組合長さんにもご挨拶し、激励を受けます。

これで準備完了。さっそく、釣りポイントに向かいます。ここで大切なのが駐車場。大芦川は、アユ釣りだけでなく、渓流釣り、川遊び、カヌーなど、いろいろなアクティビティを楽しめるため、たくさんの方々が訪れます。地元の方々の迷惑にならないように、駐車場所には注意しましょう(詳しい駐車場所はこちら)。

今回、私たちが向かったのは、大芦川自然クラブの前。駐車してアユ釣りスタイルに着替えます。

遊漁券を帽子につけ、オトリ鮎を持って川に降ります。いよいよ釣り開始。オトリ鮎に鼻カンを通し、流れの中に送り出します。んん?どんどん手前に戻って来るオトリ鮎。釣れてるんじゃない?名人の2人が言います。竿をあげてみると、オトリ鮎の下にもう1匹ついていました。無事、鮎レディになれて、ほっと一息。

大芦川 鮎の友釣り

ですが、ここからがアユの友釣りの面白いところ。釣れた元気いっぱいのアユをオトリにして、さらに強い流れに送り出すと、、、ガツン!!さっきよりも大きくて、黄色が鮮やかなアユがヒットしました。

大芦川 鮎の友釣り

午前中だけで、なんと8匹を釣ることができました。朝作ってきた鮎飯のおにぎりをほおばりつつ、午後、釣ったアユを早速塩焼きにします。午後イチは、高木さんの名人技を見学。上達のためのイメージトレーニングもバッチリ。午後の釣りスタートです。水温が上がってアユのテンションも最高潮? 早速、きれいなアユが連発します。

大芦川 鮎の友釣り

そうこうしているうちに、岸から塩焼きのいい香りが漂ってきます。3時のおやつは、自分で釣った塩焼き。香りも良く、頭から骨まで、ぜんぶ美味しくいただきました。アユを食べて元気百倍。激流にオトリを送り込み、大きなアユを連発。ラストの1匹はほれぼれするほど立派なアユでした。

自分で釣った鮎の塩焼き 自分で釣った鮎の塩焼き

こうして、1日で16匹を釣ることができ、豊嶋さんも立派な鮎レディになることができました。

大芦川 鮎の友釣り 鮎レディ

みなさんも、この夏は猛暑を避け、清流でアユ釣りしてみませんか?

最近は、初心者向けのアユ釣り講習会も各地で行われています。まずは、行きたい川の漁業協同組合に問い合わせてみるとよいでしょう。

  • line