埼玉県水産研究所でナマズ料理教室が開催されました
ナマズは、埼玉県東部において郷土料理の食材として親しまれている美味しい魚です。近年はルアーフィッシングの対象魚として人気がありますが、「釣ったことはあるけど、食べたことはない」という方が多いのではないでしょうか?
そこで、ナマズ遊漁の振興や食材としての魅力を伝えるため、12月17日(土)埼玉県水産研究所で「ナマズ料理教室」を開催しました。当日は10代から60代までの男女5組計10名にご参加いただきました。
始めに、埼玉県の漁業や漁協の役割について水産研究所から説明しました。
料理教室で使用するナマズを池から取り上げました。
さて、いよいよ料理実習の開始です。講師は、埼玉中央漁業協同組合の組合員であり、埼玉県食用魚生産組合副組合長を務め、自らもナマズ養殖を行っている掛川知一氏に、さばき方や調理方法を教えていただきました。
始めは、恐る恐るナマズに包丁を入れていた参加者がほとんどでしたが、徐々に慣れてきて、全てのグループがナマズを三枚におろして、天ぷらを揚げることができました。
参加者からは「とても美味しかった」「楽しかった」「また参加したい」「埼玉の漁業や漁協のことが知れてよかった」「捕まえたら調理してみようと思う」などの感想が聞かれ、盛況のうちに終了しました。